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どの子も育つ、育て方ひとつ


日本人なら誰でも日本語を話せるのは”当たり前”と考えるのが自然ですが、それを”当たり前ではない、人間が持つ素晴らしい能力だ”と捉えたのが、スズキ・メソードの創始者、鈴木鎮一でした。
赤ちゃんが母語を自然に取得するように、子どもの持つ素晴らしい能力を生かし音楽を通じてその可能性を育てる「母語教育法」です。
 

美しい音づくり


上手に演奏できることが”良い演奏”ではありません。
そこに美しい音が伴ってはじめて”良い演奏”と言えます。
美しい音=心です。
チェロだけではなく人として磨きをかけていくことが、美しく素晴らしい音に繋がっていきます。

 

親子でともに


定期的にレッスンに通っているだけでは、チェロの上達は望めません。
週の大半はご自宅でお稽古をする訳ですから、ある程度子どもが成長するまではお母様方のサポートが不可欠です。新しいことが身に付いたり、目標としていた曲が弾けることで親子で喜びを分かち合い、日々の練習の励みに繋がっていきます。
※ご自宅でのお稽古の方法はレッスン時にお伝えしていますので、ご心配は要りません。
  

 
 

 

はじめの第一歩


教室では見学にいらしてからすぐにはレッスンを開始しません。
特に小さなお子様はレッスンの受け方、先生に慣れるなど、レッスンを受けるまでの準備を整えていきます。具体的には、ごあいさつ、イスの座り方、楽器や弓(鉛筆)の持ち方、キラキラ星のリズム、一茶の俳句などのプログラムがあります。
お子様のチェロに対する意欲が十分になったところでレッスン開始となります。
 

聴くことが大切


「母語教育法」のスズキ・メソードでは聴くこと、すなわち耳から育てることを最も重要としています。プロスポーツ選手になってからセンスや感覚を身に付けさせることが難しいと言われているように、音楽的なセンスや感性も大きくなってからでは育ちにくいものです。良い音楽をたくさん聴くことが、感性を育むことに繋がり成長の手助けになるものと考えています。
※読譜は子どもにとっては勉強と一緒で、2~3才から教えてもあまり効果はありません。
子どもの成長に合わせて開始していきます。
 

 

くりかえし、くりかえし


 良い音楽を繰り返し聴くこと、良い音を目指し弾ける曲を繰り返し練習することが大きな力になります。
 

クループレッスンに参加にしよう


グループレッスンは子どもにとって友達と一緒に演奏できる楽しい場です。
初歩の生徒は上級生の演奏や姿を見て学び、上級生は下級生のお世話をするなどの互いに成長できる機会にもなります。
またお母様方にとっても様々な情報を得ることができ、ご家庭でのお稽古の励みとなるようです。
 

各卒業過程を目標に


教本の中には検定課題曲が含まれており、演奏録音を提出し合格すると卒業証書が授与されます。この制度は意慾づくりの一環として大きな役割を果たし、子どもたちが飛躍できるチャンスにもなります。 
 

チェロ科卒業録音曲
前期初等科 バッハ メヌエット第2番
初等科  ベートーヴェン メヌエット ト長調
 中等科 ヴィヴァルディ ソナタ ホ短調第1, 2楽章 
前期高等科  エクレス  ソナタ 第1, 2楽章
高等科 サンマルティーニ  ソナタ ト長調 全楽章 
才能教育課程卒業   ボッケリーニ 協奏曲変ロ長調全楽章 
 研究科A  バッハ 無伴奏組曲第3番全曲 
 研究科B  サン=サーンス  協奏曲第1番全楽章
 研究科C ブラームス   ソナタ ホ短調全楽章